先週の続きで『肝臓』についてです。
肝臓は疲労すると"腫れる"という反応をします。これにより肝臓の血流が損なわれます。
これは横になっている時の方が顕著に現れるため、起床時の腰背部痛につながります。
ただし、この腰背部痛は起床後20分程で治まります。
立位で活動すると脊柱やふくらはぎの筋ポンプ作用が起こってくれるおかげで、血管への負担が減るためです。
また、肝臓が腫れると肝被膜と呼ばれる膜から刺激が伝達され、筋肉が反応し緊張が強くなることがあります。画像で示した場所です。
お酒をたくさん飲んだ後なんかに、この印がついた場所が痛むという経験を持つ方もいるのではないでしょうか。
画像で示した通り、肩まわりに多いので
肝臓に負担をかける
↓
肩まわりの筋肉の緊張が強くなる
↓
肩が挙がらない、動かすと痛い
というような症状にもつながっていきます。
では対処法は?というのが気になる所ですよね。
1、疲労した肝臓には硫黄を大量に含んだ食べ物は負担が大きいので控えましょう(ポテトチップス、ファーストフード、缶詰めなど)
2、肝臓を浄化する為に、苦味のある野菜を摂る
3、温かいタオル等で肝臓を圧迫・温めを行う
4、1日あたり2~3リットルの水分を摂る
これらを毎日最低2週間行うと良いと言われています。参考までに。
内臓の中身の問題(腫瘍など)はお医者さんの専門ですが、内臓個々の動きの問題や膜のつながりからくる不調は、体表からでもできることがあります。
まとめ
・肝臓は負担が大きくなると腫れる
・腫れることで血管や膜に負担がかかると、神経の伝達により関連する筋肉の緊張が強くなる
・関連が多い肩まわりの筋肉の緊張により、肩の痛み(四十肩と言われる様な症状も含む)につながることがある。
☆ゆう整骨院へのお問い合わせは、お電話もしくはLINEからお願いします☆
☆℡ 06-6370-2011☆
☆LINEですと時間外でもお問い合わせ可能です(返信は遅れる可能性はあります)☆